三鷹FCの歴史#5(三鷹FCへの道)

この時期はNPO法人の設立「三鷹FCウエスト」へ改名、地域のスポー
ツ活動や行政との協力事業等いろいろと活動の幅を広げチーム運営に
ついてどのようにしていこうか模索しながら活動していた時代です。

特に気がかりだったのは「FC三鷹」で携わってきた中学生年代のサッ
カー環境についてです。小学生年代のサッカー活動は私が三鷹市に来
てクラブを立ち上げた頃とは比べ物にならないくらい各小学校チーム
やクラブチームができ市内リーグを開催するまで盛んになりました。
しかし、それまで中学生年代のスポーツ活動を担ってきた部活が年々
顧問の転勤や就業体系の変化によって衰退・廃部となる状況であり、
小学生年代で一生懸命サッカーをやっていた子供たちが中学に入り部
活がなかったり、あったとしてもその活動に不満を持つ声が聞かれる
ようになりました。
「育成」について考え指導方針とする中で、心身ともに大きな成長と
競技においてパフォーマンスを発揮することができる大事な年代に好
きなスポーツを思いっきりできないのは非常に残念なことで「育成」
として小学生年代から中学生年代への引継ぎが出来ない状態となると
三鷹市における「育成システム」の構築が出来ない状態ともなります。

「FC三鷹」はこの様な現状をふまえ設立されたスクールです。
先に書きましたが運営システムとしては「行政・FC東京・地域住民」
でエリア(会場確保)は行政が年間で確保し、プログラム(指導者)
はFC東京のコーチが担当、そして、全般の運営(マネージメント)は
地域住民が行うという今までにあまりなかった画期的な形として注目
されました。
 では何故「FC三鷹」は継続できなかったか・・・
それは、運営をしていた我々地域住民に限界があったからです。
自分たちの仕事や自チームの指導・運営等を行いながらボランティア
活動を行い色々な部分で持ち出しもあり、熱意だけでは続けられない
というのが結論でした。
そこでどうにかならないかと設立したのが「三鷹FAジュニアユース」
です。
当時、私は三鷹市サッカー協会で役員をしており「三鷹市よりJリーガ
ーを!」というスローガンで「育成システム」の構築、サッカー環境の
整備を目指していたこともあり、エリア(会場確保)をサッカー協会が
行い、プログラムとマネージメントを委託するといったシステムで三鷹
市にジュニアユース(クラブチーム)を立ち上げることを提案し、サッ
カー協会からの承諾を得て、委託団体としてNPO法人との契約を結び
1年間の準備期間を経て「三鷹FAジュアユース」が設立されました。
「三鷹FAジュニアユース」は現在まで10年以上も継続されており三鷹
市のジュニアユースチームとして活躍しております。
熱意や情熱だけではクラブ運営を継続していくことは難しくしっかりと
した運営システムの構築が大事であることを実感しました。

多年層が所属する地域クラブ「三鷹FCウエスト」の中学生年代での活動
カテゴリーの趣旨は「三鷹FAジュニアユース」へと受け継がれ、大人の
部は壮年(40歳以上)の部として三鷹市サッカー協会に登録し活動し
ております。

三鷹FCの歴史#6(三鷹FC)へ続く