夏合宿を終えて

2021年夏合宿はコロナ禍での開催について準備を進め最後まで迷いなが
らの実施ではありましたが、無事終了することが出来ました。
参加しました子供たちの保護者の皆様のご協力とご理解に感謝いたしま
す。
合宿ではまず最初にキーファクターとして子供たちに2つの活動を意識
するように話しております。
①サッカーをやっている時(on the pitch オン・ザ・ピッチ)
②サッカーをやっていない時(off the pitch オフ・ザ・ピッチ)
普段の練習ではオン・ザ・ピッチのみとなりますが、合宿ではピッチを
離れてもチームメンバーと過ごすオフ・ザ・ピッチがあり、目的である
次のオン・ザ・ピッチへの準備をする事が大切で羽目を外し体調を崩し
たりケガをしたりしないよう意識付けを行います。
これらを実感したのは、GALLO時代に3回ほど静岡清水市で開催される
清水カップに参加した時です。
夏休みを利用した5日間通しての大会で、炎天下の中で1日に多いときは
2試合をこなし、最後勝ち上がったチームが清水エスパルスの本拠地日
本平のスタジアムで決勝を行うという大会です。(全国から200チー
ム前後が参加)この環境下でしっかりと休養(睡眠等)が取れなかった
チームは負けてしまいます。子供たちはオン・ザ・ピッチでは全力を尽
くし戦います。しかし、オフ・ザ・ピッチでは自己管理をする事が難し
く大会を通し良いパフォーマンスを発揮するにはオフ・ザ・ピッチでの
過ごし方が重要となることを実感しました。
合宿は大会参加ではないのでそこまでではなく楽しく過ごせればと思い
ますが、楽しく過ごすためには集団生活での約束事を守ることが必要で
小学生レベルでのオフ・ザ・ピッチでの過ごし方を覚えることも合宿の
大きな目的の一つです。

そして、基礎技術と共にパフォーマンスの重要な要素となる判断につい
てのチームコンセプトへのアプローチを行いました。
合宿に参加できなかった子供たちの為にも情報の共有を致します。
【チームコンセプト】
● ボールを持ってプレーした際に必ず「やりきること」
「やりきる」とは!
 ボールを持ってプレーした時、相手に奪われて終わるのではなく必ず
”キック” で終わることを意識してプレーを行う。
※その時その時での局面における判断基準として自分のプレーを必ず
「キックで完結」させること。
「キック」とは!
 ①シュート ②パス ③クリア の3種類とし、そのいずれかの意図を
持つキックを行い、優先順番は上記順番とする。

特に高学年においては組織的な展開により攻守が構成されることから、
判断基準として「やりきること」は選手として意識していかなければな
らない課題となります。

【合宿1日目】
台風の影響で午後練習途中で雷雨となり中断がありましたが、初日の練
習としてゲームを中心とした練習が出来ました。
宿舎では、初めて参加する3年生のテンションが高く、部屋内で暴れてお
りましたが、宿舎内の活動範囲(トイレ・お風呂・食堂など)の場所や
約束事などへのレクチャーが完了し、合宿初日の目的は達成されたと思
います。但し、3年生(2部屋)、6年生(1部屋)が中々就寝しなかった
ですね・・・

【合宿2日目】
予想はしていましたが、朝は5時過ぎには起きてしまい我慢できず部屋の
他の者まで起こし暴れる者がおりました。(3年生)
コーチに注意されて静かになりますが、しばらくするとまた復活!その
うち全員がその声のうるささに起きるといった事となり、時間を早く設
定してしまった目覚まし時計のように迷惑な存在でした(苦笑)

合宿2日目は午前・午後の練習があるメインの日です。
午前の低学年(3・4年)は、デュエル(1対1の攻防・2対2の攻防)
クロスからのシュート・エグリからのシュート・フリーキックの練習を
行いました。
高学年(5・6年)はシュートの精度を上げる練習、中央からのシュー
ト(ドリブルシュート・ワンツーからのシュート)、サイドからの攻撃
としてエグリからのシュート・クロスからのシュート・5対5+GKの練
習、選手たちの共通理解を持つためにバイタルエリア(ペナルティエリ
ア)付近での攻撃パターンの優先順番の確認と判断についての練習を行
いました。

合宿2日目午後は、毎年恒例のクワットロゲームです。
クワットロゲームとは、毎回4チームの編成を変え、勝ったチームに勝
点、3点と取った点数の合計が加算(チーム全員)されるゲームです。
今回は9試合を行いその総得点で順位を決しました。(ラインサッカー)
(※引き分けの場合は1点、負けた場合は0点です。)
3年生の得点が2点というルールとしましたので、ラストパスを受けて得
点する活躍がたくさん見られました。
結果1位:内藤君(4年生)2位:小野君(5年生)3位:八木君(6年生)
4位:門脇君(5年生)5位:笹岡君(5年生)が入賞です。

夜は2夜連続でオリンピック男女サッカーの試合がありましたので、
ミーティングの時間を短くし、各部屋でテレビでサッカー観戦をしまし
た。日本が得点するたびに部屋で歓喜の声を上げて盛り上がっていまし
た。就寝はサッカーの試合が終わってからとなりましたが、さすがに2
日目は疲れているのかすぐに寝ました。

【合宿3日目】
最終日は、疲れもあり早起きし暴れる者もなく朝を迎えました。
最後の練習となる午前練習は4チームに分けてトーナメント戦を行いま
した。(全学年縦割りでチームを構成)
まずは。各チームに別れキャプテンを決めました。
そして、チームの名前もキャプテンを中心に自分たちで考え決定、
・キャプテン(6年:住友君)なるなるFC
・キャプテン(6年:横内君)FC横内
・キャプテン(6年:加藤君)ゴット富士
・キャプテン(6年:山本君)バナナドラゴン
の4チームとなりました。
次に30分間の練習時間です。グランドにある4つのゴールを使い自分た
ちで内容を考え各チームで練習を行いました。
6年生が中心となり練習メニューを考え、チームメンバーに伝え行って
おりましたが各チーム共に内容が凄く良く、予想以上の内容にコーチ陣
は感心しておりました。
優勝:なるなるFC 準優勝:ゴット富士 
3位:バナナドラゴン最下位:FC横内、でした。
そして最後は、これも恒例となっているPKチャンピオンの決定です。
各学年でPKチャンピオンを決定します。ゴールを決められない場合は
その時点で失格となり、最後までPKを決めた者が優勝です。
3年生(優勝)リオ君、4年生(優勝)ひろと君、
5年生(優勝)そうすけ君、6年生(優勝)こはく君、でした。

3日間はとても早く終わったような感覚があります。3年生は初めての合
宿で高学年と共に練習をする中でとても良い経験をしたと思います。
また、昨年も夏・冬と合宿は行いましたが、今回特に感じたことは食事
の際に本当に見事に話をせず黙々と食べている姿を観て、毎日学校給食
での会話禁止という約束がこの長く続くコロナ禍での習慣として身に付
いたものだと思いました。(コーチの話を聞くときもこれくらい静かだ
と良いんですが・・・)
コロナ禍での練習はこれからも続くこととなりますが、今後も感染予防
を続けながら積極的にクラブ活動を続けて行きたいと思います。
以上